１２月４日の日刊ゲンダイに連載記事「自分の親が“医療事故”と疑われる事態に遭遇したら？」が掲載されました。

現在、日本人の死因の６２・２％が「病気」で、死亡場所の８５％は病院、診療所、介護施設といった医療機関・施設です。年老いた親の多くは、病気が原因で、病院で亡くなります。

それが「眠るような死」であれば何の問題もありません。ところが不幸にして、「医療事故」が疑われる場合もあります。その時、どうしたらいいでしょうか。

まず、可能な限り冷静に①病気によるトラブル②理想的ではない医療によるトラブル③医療事故といえるトラブル、を分けて考える必要があります。

生命の終局には、想定外の事態が起こります。末期のがん患者さんとなれば、コントロールしても痛みを完全に抑えるのは難しいですし、倦怠感、食欲の低下、呼吸困難感など
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